魚取りレポート2002 素潜り採集その3
前回なすすべなく見送ったニジハギを捕まえる方法を考え、8月26日いつもの磯へ行きました。何時間もニジハギギを追いかけ行動パターンは見切ったはず。石の下に隠れこむ習性を逆手に取った特性網をこしらえ、意気揚々と潜りましたが既にその場にニジハギはなく、前回のアブラヤッコ同様にまたまた空振り。
それがよかった。その日初めて、潮溜まりを離れ、磯へ潜ってみました。今まで潮溜まりの中で、アブラヤッコやニジハギ、ヤマブキベラたちに翻弄されたことは決して無駄ではなかったようで、磯に潜ってもそこそこ網捌きは通用するようでした。
■オトヒメエビ■
一度は捕まえてみたいと思っていました。本等に書いてある通り、やっぱり岩の窪みというか割れ目の所におりました。ついでにペアで居ることも期待しましたが、そうはイカの●●●●
今日は一緒に行った父へのよき土産となりました。
■カンムリベラ■ 5cm
今シーズンの目標だった、カンムリベラ。見つけた直後、ワントライで網に収まりました。あまりのあっけなさに、しばし呆然。しかし、喜びは家の中の水槽に入ってからじわじわこみ上げてきました。毎日水槽の前でニヤついています。
■クマノミ■ 3.5cm
去年、クマノミをタイドプールで見つけた時はあまりに追い詰めすぎ、サンゴイソギンチャクの口の中へ入り込まれて二度と現れませんでした。
一年間追い続けたクマノミは、磯に出た途端にあっけなく採集してしまいました。
「買ったクマノミとはやっぱり違う。」と満足気にも、水槽の中で先住のカクレクマノミに追い掛け回される様子をハラハラしながら見守っています。
■ゴマチョウチョウウオ■3cm
初めて見ました。レモンクリーム色のチョウチョウウオです。その場からあまり離れないチョウチョウウオなので、フウライなどと比べると随分つかまえ易い。
アサリ練り餌は良く食べてくれます。
■サザナミヤッコ■ 2cm
やっぱり岩穴にいました。いかにして難攻不落の岩穴から出すか。粘りに粘って網に納めた時の感動は、、、これだからやめられない。しかし、今でも爪中にはその時のウニのトゲが入り込んでいます。
おかげで、また新しい網を考案できました。
■スジイシモチ■ 4cm
岩穴にいます。
■ニシキベラ■ 1.5cm
いとこの洋平君が捕まえた小さいベラ。多分漢字では
「錦」でしょうが、小さいものは「二色」ですね。
それにしても、今回娘がスノーケルをつけて潜り、3cmほどのフウライを捕まえていた。私より上達がかなり早い。(親ばか)
しかも、幼稚園の長男が「大きくなったらパパみたいな魚採りの名人になる。」と言っていたらしい。(妙に嬉しかった。)
いずれにしても、記念すべき採集となった。