魚取りレポート2003 ホームグラウンドに見切り.
子供たちのというより私の一大イベント夏休みの合宿採集。8月26日、27日は中紀、南紀へ出かけました。そういえば採集を始めた4年前から、家族旅行はすべて南紀への採集合宿へと変わってしました。
まずは初日の午前、中紀のホームグラウンド。まさに採集シーズン突入と言う感じ、どの潮溜まりにもナミ、フウライがいます。トゲもいます。シラコダイまでも潮溜まりに入っています。そして、フウライにしては、変わった模様のチョウチョウウオも発見。苦労して捕まえてみたら、傷ついてボロボロのフウライ。まずまずの滑り出しです。
小2の娘がチョウハンを捕まえ大喜び、幼稚園の息子は大量にソラスズメとネズスズメ。逃がしたら駄目だそうです。
浅い潮溜まりでナメラヤッコも見つけましたが、やっぱり慎重に行き過ぎて固まってしまいました。私は悔しがりましたが、妻はなんとも思わなかったようです。まあ、地味な色の魚ですから。
午後からは南紀、宿の前の磯。初めての所です。魚のいそうな潮溜まりが一つしかなく、潜る私しか楽しめません。そこで初めて見るチョウチョウウオ、大きな黒い点にレモン色がやけに鮮やかです。珊瑚の下に隠れこんだところを、特別網で捕まえました。
■イッテンチョウチョウウオ■(4cm)
鮮やかなレモン色がまぶしい。
子供らは、それぞれにクギベラやオジロスズメダイを追いかけていました。妻はあまりの暑さでダウン。確かに今日は水につからなければ熱射病になるほど暑いです。あまりの暑さで早々に宿へと引き上げました。
■オジロスズメダイ■(1.5cm)
頭や背中が赤がよく目立ちます。確かに尾は白い。
言われてみればホントに白い。
一日目の状況でこれはいけると思った2日目、南紀のホームグラウンド。今年はさっぱりなのですが、この次こそはといつも期待して行くのです。今回も思いっきり期待していました。が、やっぱり、さっぱり。おりまへん。ナミチョウも普通の魚までが疎らです。どうなってしまったのでしょうか、この磯は死んでしまったのか..
早々に見切りをつけ、別の磯に行きました。この時期になれば、ヤッコの顔が拝みたくなります。チョウチョウウオはうまく飼えないと今まではあきらめていましたので、今回の目標もヤッコなのですが、4年目にしてチョウチョウウオの餌付けに初めて成功し、私、最近調子に乗っています。そこで初めて見るチョウチョウウオたちに大いに興奮。せっかく息止めの練習をして、一分半は潜れると計算していたのに、全く駄目。20秒もちません。息止めはメンタルな部分が非常に大きいと聞きます。精神修養が足りないようです。そんな状況で息も絶え絶えにつかまえたチョウチョウウオたち。新しく作った餌付け水槽での餌付けが楽しみです。
今のところ筋はありません。綺麗な真珠色。
■ノコギリハギ■(4cm)
シマキンチャクフグに擬態するという有名なフグ。私も見分けつきません。食べたら解る。
■トノサマダイ■(2.5cm)
初めて採った黄色のチョウチョウウオ。なんでトノサマなんやろ?
■ヤリカタギ■(1cm)
小さすぎるので珊瑚水槽に放ちました。自然とおなじくミドリイシの枝の間を泳ぎ回る様子を夢見ましたが。まもなく姿を消しました。どうか復活しますように...でも、珊瑚をあまり食べないで....復活しても後悔しそう。
息止めについての注意
車の運転中は練習しない。