Shrink Fのブログ

精神科開業医が日々思うこと 〜あまり仕事とは関係ない〜

魚取りレポート2006 3.犬も歩けば...

7月16日日曜日、遥か東シナ海にある台風の影響で、2.5mうねりのある南紀の海。今回は子供らの要望に応えて、砂浜での海水浴も予定されてます。

まずは漁港。前回の南紀のときはナミチョウがチラホラという感じでしたが、今回は小さなハタタテがあちこちに居ります。しかも浅いところで、網を入れても逃げません。シーズン初めの魚は摺れていなくて採りやすいのですが、私のほうもシーズン初めで去年の網の手入れを十分にせず、肝心な場所に穴があったりして、急遽落ちている釣り糸で縫い合わせるなど、ドンくさいことをしてしまいました。

 

             

ハタタテダイ(左:4cm、右2cm)
摺れていない魚でも網が破れていたりして何度も逃がすと、さすが警戒心が出てきて逃げ足が早くなります。右のハタタテは小さすぎて網目を通り抜けてしまい、諦めて別のハタタテダイを探しているときに娘が別の網で採っていました。でかしたっ。

 

ハタタテを採って満足しているところに、今度はちょっと深いところにミナミハタタテダイ発見。これはWラッキーです。調子に乗って、もう採ったつもりになってましたが、網を入れた途端に一目散に消え去りました。今度現れたら、防波堤攻略新型網を使おうと思いましたが、私の意気込みに恐れをなしたのか二度と現れる事はなく、ついに新型網の出番もないまま、次の目的、海水浴に向かいました。

 

ツユベラ(5cm)ここ何年かの目標の魚でした。海の中でも目をひく朱色。派手すぎです。

 

ツユベラで十分満足でしたが、フウライを追って岩の亀裂を覗いていると、小さなナメラまで発見。ナメラは見つけても採るのが難しく今まで全敗しているので、ツユベラにあやかって勢いで採ってしまいたいところです。しかし、今回もまた、奥の深いややこしい亀裂に住み着いています。ナメラの棲んでいる岩棚の上の方が山のように盛り上がっていて、ちょうど子供らが飛び込んで遊ぶのに都合のいい地形になっております。頭上からの「どいてくれ」という声も無視して、さんざん粘りましたが、どうしても亀裂から追い出す事ができません。今回も対ナメラ戦は負けとなりました。

 

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ナメラは残念でしたが、ウエットスーツなしでもこの暑さでは海の中は快適で、魚も増えてきています。そろそろシーズンの始まりと言えるでしょう。次に行くのが待ち遠しくなります。

 

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