Shrink Fのブログ

精神科開業医が日々思うこと 〜あまり仕事とは関係ない〜

魚取りレポート2006 5.磯に漂う疲労物質

8月5日(土)、南紀に行きたかったが、仕事の都合で昼には帰宅せねばならず、迷いに迷って中紀しおだまり。

今年の中紀は、海藻ボウボウ。まだまだ、早いのか、今年も不調なのか。ネズスズメ、ミヤコキセンスズメ、ソラスズメはやたら多く、どの潮溜まりにも入っているという程であるが、採りたくなる魚が見当たらない。

2時間ほど、潮溜まりを転々と見ていくが、そのうち磯に漂う疲労物質にやられて、疲れてきた。特に綺麗な魚が現れないときには、磯に疲労物質が充満しやすいようで、だるくて早く帰りたくなる。

ちょうど本屋に行くと、便意を催すようなものである。条件反射でそうなるとか、紙やインクの匂いでそうなるとか、空間や姿勢の問題であるなど言うが、そんなことはどうでも良い。

足場の悪い磯を真夏の炎天下の中、2時間も歩き回ると、タフな私でも疲労物質にやられてしまう。わくわくするような魚に出会えば、アドレナリンの分泌で疲労物質に対抗でき、レアな魚をゲットすれば更にはエンドルフィンの作用で疲れを知らずに過ごせるが、今日は、アドレナリンもエンドルフィンも分泌なし。疲労物質にやられて、逃げるように磯から退散。

妻、セナスジベラ。子供たち、ネズスズメ、ミヤコキセンスズメ(逃がしてはいけない(>_<)
私、ボーズ(-人-)ナムー