Shrink Fのブログ

精神科開業医が日々思うこと 〜あまり仕事とは関係ない〜

魚取りレポート2006 12.テーブル珊瑚攻略その2

10月18日水曜日。年に一回、10月に有給休暇を魚とりのために採っている。今日は体力の消耗に対してフィンの装着という方法を用いてのトライである。私のスタイルはあまり泳がず、岸から離れず、じっくりと覗いていくやり方だが、3mくらいの水深になると、潜るために腕をよく使う。そのために潜っても息が続かず、魚を採るどころではない。名人のアドバイスを頂き、ウエイトも重めに変更、潜るときは沈むような形であまり腕は使わず、浮上するときにはフィンを思い切り使うという方法で前回のテーブル珊瑚域の攻略を狙う。リベンジである。

これから入ろうとするところの潮溜まりを何気なく覗くと、欲しかったチョウハンがいる。一匹まず採ったという余裕が大事で網捌きもさえそうな予感である。

フィンを付けての泳ぎはぎこちないが、慣れてくるとかなり楽。走るのと自転車に乗るくらいの差がある。潮溜まりではさすがに必要ないが素潜り採集には必需品とさえ思えてくる。ウエイトも重くし、潜るときも水面から上半身を垂直に曲げて体の重みで沈めば、息を止めておくのも多少は長くなる。とは言っても、潮溜まりのような浅いところで這い蹲るのが好きな私には、楽な魚とりではない。目標のチョウは採れなかったが、だんだんとテーブル珊瑚用網の使い方も慣れてきて、初めての魚も何とか採る事ができた。やっぱり疲れて、珊瑚域は2時間ほどで引き上げたが、次はホームの潮溜まりで這い蹲ってぷかぷかしていた。それほど今日は余裕があったということである。

フィンは楽である。革命である。

 

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ゴマハギ(7cm)
ヒレナガハギに比べると数は少ない。形は全く違うがナメラヤッコのような色合いをしている。ポリプ系チョウチョウウオのように珊瑚への依存は強くないが、やはり珊瑚の間を泳ぎまわる。

 

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