Shrink Fのブログ

精神科開業医が日々思うこと 〜あまり仕事とは関係ない〜

魚取りレポート2006 7.魚採り中止の条件

9月7日(木)、前日の夕方から夜中まで激しい雷雨にも、予てから夏休みを今更変更もできず、南紀魚採りを決行。台風のうねりが無ければ少々の雨は問題ないと思っていたが、道中の磯は河口付近を中心に半端じゃないほど泥水色に濁っている。漁港に流れ出る小川の水も、真っ茶色。この濁りは厄介である。

今日の目的地の近くには大きな川はないから大丈夫と高をくくっていたが、内湾になっていて普段波の穏やかなところというものは、たいてい小川が一つ二つ流れ込んでおり、やはり来てみると濁っている。

視界が1mくらいと悪い上に、波もあり、波に酔う私には最悪の状態。10分ほどで気分が悪くなり、せっかく今年初のシラコダイを見つけたがこみ上げてくるもには勝てず、ギブアップ。結局今日は潮溜まりに変更。

 

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いつもと変わり映えはしない....

 

■魚採り中止の条件 ■
採集を中止する悪条件の一番は台風。直撃は論外として、近づいてきたときのうねりはインターネットでの波情報である程度予測ができる。諦めるなり、波の影響の無いところを選ぶ事ができる。しかし、侮れないのが雨と風。この日の前日、紀伊半島中南部は記録的な雨。河川の増水で河口付近はドロ茶色。普段波の穏やかな湾になった場所はたいてい小川が流れ込んでおり、茶色とまではいかなくても視界が悪くなり、海に潜るのが全く楽しくない。
そして、風速が4mくらいになると、波情報では得られにくいような局所波が発生し、魚採りどころではなくなってくる。

日ごろの行いが悪いと週末の大潮やせっかくとった夏休みをめがけて台風や悪天候がくるので、一日一膳も大事だが、たくさんの採集場所を開拓して天候に応じて場所選びができるようにすべきである。