Shrink Fのブログ

精神科開業医が日々思うこと 〜あまり仕事とは関係ない〜

追い出し棒の究極タイプ

追い出し棒は魚採りに不可欠な道具です。手の届かないところに逃げ込んだ魚をいかに上手に追い出して網に追い込むか、すべては追い出し棒にかかっているといっても過言ではないでしょう。魚が「うひゃー、こりゃたまらんー」と泣いて逃げ出すような追い出し棒があれば言う事ないのですが、今の所、そのような追い出し棒はわかっていませんので、使い勝手の良さで考えてみました。ただ、魚は白いものを怖がるらしいので追い出し棒の先は白がよろしいでしょう。

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◆3.5mmアルミの針金
アルミの針金は塩水でも錆びずに、自由に形を変えられるという利点があります。タモ網の枠の部分には4mm欲しい所ですが、3.5mmならどこのホームセンターでも手に入ります。

◆ビニールの荷造り紐
アルミ針金の先端に束ねたビニール紐をビニールテープで巻きつけます。先端をカットしておけばバラけるので、威嚇効果はバッチリ。

◆木の柄
ドリルで穴を開け、アルミ針金を突っ込みます。木の触感が手に馴染み、操作性は抜群。潮溜まりで落としても、浮いているのでなくしにくいです。

しかし、採集の基本は機動性。網、生簀、追い出し棒を持っての移動は何かと手間。だからと言って、腰にブラ来るのは歩くと違和感があるし、水中で下を見ると気分が悪くなる私のような体質では取り付け、取り外しだけで吐いてしまいます。

そこで究極タイプの登場です。

「なんや、木の柄が紐になっただけやんけ。」はい、その通り。紐を手首にはめてください。そして、腕にアルミ針金を巻きつけたら、その瞬間に採集ロボ。どんな魚も追い出す、ゴッドハンドと化します。

 

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使わないときは、針金を二重くらい腕に巻いて先端を外側にしておけば、網を持っても邪魔になりません。

 

これで、追い出し棒は自分の手と一体化します。なくすことも邪魔になることもありません。網と一体、分離型にさせたり、腰の辺りに装着するより、使い勝手がよいと思います。