魚取りレポート2002 リベンジ サザナミヤッコ
2週間前、粘りに粘りまくって、見失ったサザナミヤッコ。一度網に収めたのに、慌てすぎて手際が悪くなり、逃してしまったことをこの2週間悔やみに悔やみ、また同じ岩の下に戻って来ることを信じて、今日の日を待ちました。8月10日、当直明けで殆ど寝てなかったのですが、体は異常に軽く、帰省の渋滞にイラつきながら、いつもの磯を目指しました。
■サザナミヤッコ■(体長3cm)
2週間と2時間かかって捕まえました。オーバーかも知れませんが、網に入ったときは「とったー!」って叫びましたよ。(「殺ったー」ではありません)
この2週間考え抜いたおかげで少し採集のコツがわかってきた気がした今日この頃。
■クモギンポ■(体長4cm)
ナベカなどギンポの仲間はチョウチョウウオやサザナミヤッコのようにジックリやると居なくなってしまいます。
顔つきが愛らしい。
沢山クモギンポを水槽で飼えば砂の上を這い回るので表面が拡販されて砂に苔がつきにくいという話もある。
■ベニギンポ■(5cm)
チゴベニハゼかと思いきや、顔つきがハゼではありません。
岩穴の天井にへばりついて居りました。これも2週間ごしに採集した魚です。
■ホンベラ■(3cm)
青みがかっています。そんなに綺麗というベラではありませんが、何となく..
念願のサザナミヤッコも採ったし、満足のうちに今回の採集は終われるはずでしたが、ふと帰り際に覘いた岩場で、またもやサザナミヤッコに遭遇してしまいました。簡単に採れそうな場所でしたから「今日は2匹か。」と見つけた瞬間つぶやきました。しかし、驕りと焦りからゴロ石密集地帯に逃られ、見失ってしまいました。
今日は、写真の他にもかなり満足のいく採集でしたが、最後に出会ってしまったばかりに、2週間前と同じような胸の痞えが残ってしまいました。
また2週間トレーニングや!....何の?