Shrink Fのブログ

精神科開業医が日々思うこと 〜あまり仕事とは関係ない〜

魚取りレポート2002 新たな採集場所を求めて

地図と潮時表を眺める時間がますます多くなってきた今日この頃、6月1日は夕方に潮がひきます。午前の仕事を終え、吉本新喜劇もそこそこに南紀目指して出掛けました。
今日は新しい採集場所を開拓しようと思い、前日から地図で何箇所かチェックしていましたが、結局は空振り。時期が早いこともあり、潮溜まりは寂しいものでした。
空振りの時はいつもにも増して、疲労倦怠感がこみ上げてきます。磯には疲労を引き起こすような物質が漂っているのか、昨日の勉強会でのお酒が残っているのか、そんなことを考えながら、いつものホームグラウンドに足を向けました。

 

■ミナミハコフグ


後ろに見えているのが指。かなり小さいです。娘が潮溜まりで掬いました。一年前のコンゴウフグの時もそうでしたが、ハコフグの稚魚って居そうもないような、潮上帯(満潮時に水が来るところ)に近い潮溜まりでゴミの様に浮いていたりします。だから、子どもが見つけてしまうんですね。

 

 

■ミヤコキセンスズメダイ

f:id:sazanami-fmc:20180924180845p:plain多分シーズンの初期だから物珍しげに捕まえてしまうんだと思います。稚魚のうちはいいんです。そのうち蛍光の線が消えて、ただの魚になります。気も荒いしね。

 

 

■サツキハゼ■(3cm)

f:id:sazanami-fmc:20180924180940p:plainほっぺたがほんのり赤く、背中がゴールド..っぽい。鰯の稚魚かなと思って捕まえたらこの魚でした。

 

 

チョウチョウウオ

f:id:sazanami-fmc:20180924181033p:plain一円玉サイズ。この時期になれば、このサイズのチョウチョウウオは結構見られます。
ちなみにこの日娘は、20センチの成魚を波止場で釣っていました。

 

 

■マフグ■(稚魚4cm)

f:id:sazanami-fmc:20180924181123p:plain防波堤で採集。小さくてかわいらしいので捕まえてしまいました。60センチの魚水槽に放ちましたが、一週間しない間に姿を消しました。心配していた毒の被害は出ませんでした。
人口餌やクリルは食べませんでした。

 

 

■カワハギ■

f:id:sazanami-fmc:20180924181159p:plain
干物ではありません。鮮やかなゴールドボディ。サンゴ水槽であるお仕事をしてもらおうと思い拉致、招待しましたが、数時間で退場!

 

 

イソカサゴ(10cm)

f:id:sazanami-fmc:20180924181259p:plain波止場で釣りました。ガシラ(関東ではカサゴ)に似ていますが、鰭には毒がありますので不用意に手で触ると危険です。半分くらいの大きさならよい観賞魚になるのですが。味はガシラより落ちる。