Shrink Fのブログ

精神科開業医が日々思うこと 〜あまり仕事とは関係ない〜

魚取りレポート2002 捕らぬ狸の..

2002年9月6日は今年一番の好条件や!大潮で潮も干くし、水に浸かっても寒くないし、台風もないし、「今日はヤッコとニジハギが採れる気がする。」と磯へ向かう車の中で、妻に向かって繰り返し、話しました。子供は子供で、「サザナミヤッコ」、「クマノミ」、「クギベラ」など覚えたての魚の名前をそれぞれが好き勝手にわめき散らします。言うだけはただです。

いつもの南紀の磯に着くと、いつもの通りあわただしく着替え、小走りでいつもの潮溜まりへ直行しました。水中メガネを着けて潮溜まりに浮かび、「ここに何が居るのかな?」岩陰や岸壁を見て廻る、至福の瞬間です。

「ヤッコ、ヤッコ、ニジハギ、ニジハギ…」期待がやがて諦めに。12時の干潮が過ぎ、あまりに期待が大きすぎたためもあって、その反動で一気が疲労こみ上げてきました。それにしても、今日は少ないなあ。トゲ、フウライ、チョウハンなどのチョウチョウウオ類は結構居るので、前日に沢山の人が採りに来たふうでもありません。

2週間前に比べ、明らかに魚の数や種類が減っていました。私の好都合と魚の事情は上手くかみ合わなかったようです。これは、私の2,3年の経験からですが、思いっきり期待して出かける大潮より、何気なく出掛けた中潮小潮の方が潮溜まりには多く魚が入っているのではと感じるのです。大潮の場合、潮の干満の差が大きいため、魚は長時間に渡って大海から隔離される潮溜まりやその可能性のある浅瀬には近づかないという仮説を立てました。大潮には期待が大きすぎて、目標設定が高くなる事も多少関係しているとは思います。

採集の鉄則 「大潮に期待すな!!」でも、私は絶対行く…

今日はデジカメも壊れて、記念撮影もできずじまいでしたが、結果は、
オトヒメエビ2ペア、チョウハン、フウライ、トゲチョウ、オジロスズメダイ、ノコギリヨウジ、キリンミノ、シマハギでした。