Shrink Fのブログ

精神科開業医が日々思うこと 〜あまり仕事とは関係ない〜

魚取りレポート2002 ザ 中紀

9月8日、日曜日。昨日、南紀へ行くまでは、土日連日で南紀へ繰り出す予定でしたが、昨日の魚の少なさにエネルギーも尽き、疲れ気味。しかし、天気もいい、潮も干く….同じく疲れ気味の家族に「今日は、近場にしとこか…」と一言。毎年この時期になると「またぁ、うみぃ...」と返事にも元気がない。今年、採集のコツをつかんだ長女は意気揚々としていますが、下の二人は道中のコンビニでの買い物と磯で食べるお菓子が目当て。

ということで今日は、中紀の磯。流石に大潮、よく干きます。いきなり小さな潮溜まりで1cmくらいのメガネスズメダイをつかまえ、幸先のいいスタート。ふと横を見ると、3cmほどのナメラヤッコが岩の割れ目のところから顔を出しており、私と目が合うと直隠れ、もう一度私の存在を確かめるかのように出てきてこちらをチラッと見てから、割れ目の中へ消えていきました。こんなに近場にヤッコが~、まさに灯台下暗し、などと思いながら捕獲を試みましたが、追い出し棒も届かない深く複雑な巣穴には成す術なく、忘れていた疲労感がじわじわ出てきました。
その後何度覘いても、二度とナメラヤッコは姿を現すことなく、諦めもついた昼過ぎ、磯を後にしました。

中紀にも、居るものです。海へ潜れば、中紀は海草が多くて温帯、南紀は珊瑚も見られ熱帯。同じ行くならどうしても南紀に足が向きますが、かつてショップで聞いた事を思い出しました。「南紀よりも中紀から田辺にかけての方が魚の種類は多いよ。南紀の人はワザワザ中紀まで北上してチョウチョウウオを採りに行ってるよ。」トピックさんでもアクアパルさんでも確か聞いたような…いずれも和歌山を代表するショップであります。
うーん。地元の中紀をもっと見直さねば、、、まだまだ青い。

和歌山、魚採集の鉄則
   「中紀をあなどるな!!」でも、南紀に行きたい...