Shrink Fのブログ

精神科開業医が日々思うこと 〜あまり仕事とは関係ない〜

魚取りレポート2005 9.フウライ現る!

7月31日、日曜日。朝8時半に潮が干くので5時に家を出発。この時間帯は渋滞もなく、子供も後ろで寝ていて静かなので快適なドライプです。今度こそ、台風が魚を運んで来てくれているものと期待は十分です。

潮溜まりには、春から居る少し大きめのナミに混じり、爪ほどの大きさの新着ナミの姿がチラホラです。そして大きな潮溜まりには、フウライ。転石地帯で採りにくい場所ですが、なんせ2年ぶりなので、これは見逃すわけには行きません。何とか転石地帯から採りやすい場所に追い出そうと考えながらのトライです。

予想通り、私が採集体制に入ったと感じたフウライはすぐさまスイカ大の石の下に潜りこんでしまいます。そして、私の様子を見ながらスキあらば更に採りにくい大きな岩の下に潜りこもうと目論んでいるようです。適度にプレッシャーをかけながら採りこめそうな場所に誘導を試みるのですが、石の下から姿を現さなくなると焦ってきて、つい石を持ち上げてしまいます。周りに石の多い場所でそういう事をしてしまうと、いつもはフラフラ泳ぐフウライも瞬時に別の石の下に潜りこんでしまい、見失ってしまいます。結局3回ほど見失い、3時間かけて今期初のフウライゲットしました。

今回は他の磯も見てきましたが、フウライの小さいのがチラホラ...去年は一匹も見ませんでした。今年も出足は遅いようですが、これからに期待は十分です。

帰り際、小石のたくさん入った小さな潮溜まりで長女が一円玉サイズのフウライを発見。次女は早く泳ぎに行きたいので興味を示しませんが、今日は早朝から狩り出されて「魚は採らんもん。」と少々すねていた小2にの長男が現物をみると急に元気になって自分が採るんやと割り込んで行きました。二人して先を争うように潮溜まりに入ったとたんに小石の下に姿をくらまして、終了。

鉄則、「フウライでも驚かすと風来坊にならずに隠れこむ。」
この鉄則を子供は肌で感じてくれただろうか......

 

 

フウライチョウチョウウオ 2.5cm

f:id:sazanami-fmc:20180925062814p:plain

今年は遅いが例年通り流れてきました。やっぱり潮溜まりにこの姿がないと寂しいです。

 

本日の成果

f:id:sazanami-fmc:20180925062849p:plain

いつもとあまり変わり映えしませんが、かなりカラフルになってきました。シーズン突入といった感じです。
キンギョハナダイは台風に流されてきたのでしょうか、大きなサイズなのに小さな潮溜まりに居て、30分遊んでもらって網に入ったらしいです。(妻談)
しかし、魚は少なく、子供らは魚採りには退屈な様子でした。